[PR] 香典返し おねしぺグローブ: 【書評】小説・秒速5センチメートル

2007年12月9日日曜日

【書評】小説・秒速5センチメートル

買い忘れていたことを思い出してなにげに↓のアマゾンレビューを見てみたらすぐ欲しくなって探してみたら横浜ルミネの有隣堂に大量に積んであったので一冊購入。評価:私みたいに映画リピータ1,2,3,4,5の方には第三話をぜひ読んでほしいということで★★★★
  • 第一、二話は映画の内容がほぼそのまま小説になっている感じで、特に新しいことはありません。第三話については大きく補足されていて、主人公貴樹について少し違う印象を持つことになると思います。
  • 新海誠の映像作品といえば鮮烈な自然情景の映像美(光と影と色彩のコントラスト)が特長ですが、 小説でも精緻で繊細な日本語で情景や心情が描写されています。 よくここまで的確で綺麗な日本語が使えるものだと感心します。 (逆にこの文章について、特徴がなく淡白だ、という評価の仕方もあるのかもしれません。) そして彼の映像表現が、教科書どおり、 登場人物の心情を表現するために計算され尽くしてああなっていることをよく理解できます。
  • 第三話の内容が大きく補足されています。 彼の遍歴と、成長と、人間は誰でも孤独だということ。 そして最後に明らかになる明里の手紙の内容。 この内容のおかげで、最後の踏み切りのシーンが消化しやすくなります。 救われた気がします。あの想いは真実であった、と。
  • 思うこと。第三話で明里の内容も詳細に記述されていたら、これは極めつけに心が痛かっただろうなあ。まあ女性の過去というのは禁忌みたいなものですが。。

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