[PR] 香典返し おねしぺグローブ: 【映画レビュー】劇場版CLANNAD(1回目)

2007年9月17日月曜日

【映画レビュー】劇場版CLANNAD(1回目)

チネチッタ川崎へ2007/09/15 20:03。

川崎なんて横浜の人間に用のない場所を訪れたのは当然、公開初日の劇場版CLANNADをレイトショーで見るためです。

なんかパンフレットの値段が他と違うんですけど。。。けど当然2000円のを買わせていただきましたとさ。でも添付のCD微妙よねぇほんとあからさまに値段吊り上げるために作ったというのか。

評価:★★★★。 最近この評価ばっか。まあ皆さんにぜひ触れて欲しいものしか紹介してないからなんですけど。

  • 何を期待して観るか この出﨑アニメ映画の評価は、原作への思い入れ、それも原作のどの部分に個人的な思い入れを持っているかに大きく左右されると思います。原作ファンはオレ的CLANNADがそこに体現されていることをどうしても期待しまうし(だからそれが軽視されているととても気に入らない)、一方はじめて観る人は原作なんてどうでもいいから一個の作品としてテーマのある話を提示してほしいと思うものです。そのため、(これに限った話ではないのだけれど)この映画の感想を書くにあたって自分が原作についてどのように思っているかどうか明らかにしておくことは結構大事なことだろうと思います。そんなわけで私的CLANNAD観。2004年7月ごろアメリカで書いた感想ですがそのときから変わってないです。相変わらずリベラルな感想ですね。 あ、ひとつだけ訂正。CLANNADの音楽いいですね。 「日々の遑」のメロディラインをこの3年間、ことあるごとに思い出しています。
  • CLANNADをぜんぜん知らない人二人と一緒に見ましたが、彼らにはおおむね好評でした。 泣ける話だと。客観的に観てこの映画は良くできていると思います原作信者の方々。
  • 以降私の素直な感想を書きます。これから映画を見たい人にはスポイラーアラート!
  • 前半:AIRよりも鼻につく出﨑演出 正直なところ、前半観ていて辛かった。 最初の滑り出しはなかなか良かったのだけれど、 途中からこれは弁護の仕様がないくらい中だるみして、もうダメなんじゃないかと思った。 CLANNADってもっと面白いんだよって言いたくなった。 出﨑演出(無駄な一枚絵や二枚割)を堪能する楽しみ方が推奨されるわけだけれど、 AIRはまだ世界設定が現実離れしていたから受け入れられる部分もあったけれど、 CLANNADは日常的な学園モノだけにただ単に大げさで滑稽に見えてしまうところが辛いですね。
  • 後半:一部原作を凌駕している部分 後半やられた。幻想世界の設定変更と、それを利用した渚の一人芝居の場面と、 悔しがる春原と慰める智代、 朋也のオヤジさんのセリフと、電車での芳野先輩のセリフと、 電車がトンネルを抜けながらマルメロが流れる部分。 これらの部分は原作を凌駕しているんじゃないかと思う。 私はマルメロが流れる部分だけあと3回くらい観たいと思った。
  • だんご大家族のテーマ「だんご だんご だんご」 なんじゃこりゃー!と思いました。 原作で明示的に提示されていなかったから、そう思えるのは当然でしょうが。 正直、曲の出来云々やらどこそこの高校で実際にどうとかを語る価値があるのか私には良くわからないのだけれど、ただ使われ方が少々くどいところが気になりました。 まあいいんだけどね、オレ的CLANNADの陰鬱基調の雰囲気とはあまりマッチしないんだよな。
  • エンディング そこは「小さな手のひら」で泣かせてほしいわけです。 それが「だんご だんご だんご」で終わりだなんて…! でも「小さな手のひら」は原作のあのトゥルーエンディング (光りの玉全部集め終わった後)で流れてこそ胸にじーんとくるわけだから (そのように刷り込まれているのだから)、 そういう意味ではこの映画のエンディングは「だんご だんご だんご」で良かったのかな?
  •  あとこおろぎさとみさんね。うーん、それはどうだろう。中原さんで良かったんじゃないかな。CLANNADってのはどうやって汐のかわいさを引き立てるかってのがひとつのテーマだと思っている私としては、あのこおろぎさんはちょっとなあ。
  • テーマ「幻想ではない死に向き合うこと」 …とパンフレットに脚本の中村誠さんが書いている。光の玉とか町の想いとかそういうの抜きでやってるとそういうテーマに結末になりますわね。 私も物語として観たらこれが綺麗な終わり方だと思います(むしろ原作のCLANNADが、 いろいろな事情があってああいう終わり方になっているように思えます)。 この部分について語りだすとちょっと一晩じゃ終わらないので、 まあ、一番重要な部分のセリフはちゃんとやれていたと思う、とだけ。
  • まとめ 劇場版AIRとほぼ同じ感想で、もうひとつのCLANNADとしては十分なクオリティだと思います。ぜんぜんアリです。私も原作大好き人間として、たくさん注文をつけたい部分があるのも事実ですが、CLANNADという話と、そこから抽出されるテーマを2時間未満でまとめるとしたらこういうやり方もある、っていうかかなりうまいことやっているように思えます。原作ファンの方は気楽に観ましょう。前半は耐えろ。後半感動に震えるから。
  • 前売り券は残り3枚 ああまた観にいくさマルメロを聞くために!やっぱKey作品の心に触れてくるところ、ドンパチ中心の定番脚本作品とは雰囲気が一味違いますよね。

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