[PR] 香典返し おねしぺグローブ: 【ディクテーション】Valkyrie Profile: Lenneth (PSP)

2007年5月20日日曜日

【ディクテーション】Valkyrie Profile: Lenneth (PSP)

gamespot.com。このコーナーには変り種のゲーム紹介。 といっても紹介するのはFPS一辺倒な洋モノゲームじゃなくて、英語に移植された日本人におなじみの和モノゲームです。

さて、英語化されたゲームから英語を学習するメリットとはなんでしょう。私が思うに、文字情報を対象とする部分だと思います。というのも、このコーナーで主に扱っているアニメの英語というのはあくまで音声情報であり、口語なので、しゃべる為の英語の習得にはそれなりにかなり有効なのですが、一方で語彙を増やすのには適しません。(読み書き教養はなくとも、しゃべることはできるのです。)語彙を増やすには新聞や本を読むなどして、文字情報に触れる必要があると思うのですが、はっきりいってメチャメチャ敷居は高いです。例えば原文でハリーポッターシリーズを読もうとしてみてください。私がここで言おうとしていることの意味がすぐに理解いただけると思います。それで、基本的に子供向けで、かつ性質上、反復学習のためのモチベーションを与えられるゲームは、それらよりはかなりとっつきやすい語彙習得手段と言えるのではないかなあ、と思うのです。(ゲームはたとい音声化されていても、あくまで文字が主体であり、その逆の意味を持つアニメの字幕とは対照的だと思います。)

そんなわけで、そういった流れの試みとして以下、やる時間はぜったいないけどとりあえず取り寄せてみたPSPのヴァルプロ北米版を日本語版と比較してみます。時間の都合上、Chapter 0のさわりをちょっとだけですが。

次は冒頭のしゃべるシーン。表示される文字をしゃべるだけなのでわざわざディクテーションしなくていいわけです、はい。

招致に応じました。任務の内容はいかがなものでしょうか。 Valkyrie: I am here. Lord Odin, at your service.
立ち上がりなさい、レナス。多くの下の者同様に頭を垂れる必要など、あなたにはないのですから。 Freya: Stand, Lenneth. You have no need to kneel before us like a dweller in Midgard.
はい。 Valkyrie: I understand.
久しいわね。会いたかったわ。 Freya: I rejoinced to see you again! You have been missed.
私もよ。 Valkyrie: And you.
レナス・ヴァルキュリアよ。運命をつかさどる三女神のうち、最も神格の高いそなたを呼び覚ましたのには、もちろん訳がある。 Odin: Lenneth Valkyrie. I would not summon you, the greatest of the three goddesses who govern destiny, without good cause.
はい。 Valkyrie: Yes, my lord.
ユーミルの首が我に告げたのだ。世界の終末“ラグナロク”が近いことを。 Odin: The head of Mimir has told me that Ragnarok, the end of the world, draws near.
ラグナロク…。 Valkyrie: Ragnarok!
ヴァン神族も不穏な動きを見せている。我らアース神族と、奴らとの戦いは避けられぬところだ。 Odin: There have been signs of unrest among the Vanir of late. It seems that we, the Aesir, will not be able to avoid war with them.
我らには戦力が必要だ。そなたには下界ミッドガルドに赴き、戦力に相応しい人間の魂を探してきてもらいたい。 Odin: We require warriors. You shall journey to Midgard, the world below, and search for suitable human souls.
そのような大任を私に…。光栄です。 Valkyrie: It is my honor, Lord,... To serve you.
首尾よく成果が得られることを期待している。それでは、フレイよ。 Odin: I expect great things from you. Very well then. Freya...
はい。 Freya: Yes, my lord...
私も一緒に行ってあげるわ。すぐに戻らなければいけないけれど。目覚めたばかりのあなたを一人で行かせてしまうのは心許無いから。 Freya: I will join you on your journey down, but I must return before long... You have but recently awakened and it would be unkind of me to send you alone.

"at your service"は「ご自由に、どうぞ何なりと」。
"dweller"は「住人、居住者」。
"unrest"は「不安、心配、社会的動揺、動揺、騒乱」。
"of late"は「最近の」。
"before long"は「間もなく、やがて」。

次はしゃべらないシーン。

姫。いずれは民の指導者となられる御身でありながら、 杖に八つ当たりとはいささか見苦しゅうございますぞ。 Lombert: Princess. It is unseemly for such a lovely young princess who will one day rule the country to lose her temper in such a disgraceful manner.
だまりなさいロンベルト!! わらわはこれほどの辱めを受けて黙っていられるほど腰抜けではないわ!! たかが傭兵風情が!!わらわを甘く見たらどうなるか―― Jelanda: Silence, Lombert!! I will not stand here silently and accept abuse from the likes of you! We cannot allow behavior from a boorish mercenary ---
ジェラード姫。 この件に関しましては、姫は何もお考えなさらぬように。 すべては私めにお任せ下さい。 Lombert: Princess Jelanda!! You need not concern yourself with regard to this matter, Princess. I will take care of everything.
この度はそなたらの活躍によって蛮族を退けることができた。 心から礼を申すぞ。 して、その中において最も功多き者、アリューゼよ。 King: Thanks to your meritorious efforts. The barbarians have been driven back. I salute you all! And among you I believe, is the greatest warrior of all, Sir Arngrim!
はっ。 Arngrim: Hmph.
そなたには報奨金と彫像を授けよう。 King: To you, I present a cash bonus, and this statue.
(傭兵風情が。貴様も蛮族と変わらぬクセに。) King: (Although I'm sure mercenary taste is no different than that of a barbarian.)
ありがたき幸せ。身分を問わぬ広き心遣い、感謝いたします。 Arngrim: How delightful. I thank you from the bottom of the gaping void in my soul.
(取りつくろいやがって。この像はまるで“欺瞞の象徴”だな。) Arngrim: (You think this makes everything all right? This cheap little statue's nothing but a lie.)
ははは・・・悲しいな、王よ。 Arngrim: Ha ha ha... You're such a feeble little King.
なっ、何を。 King: What... What are you...
俺はこんな茶番に付き合うほど暇じゃあない!!この彫像はまるで、あんたを象った物のようだな。 Arngrim: I don't have time for this farce!! This statue looks a lot like you, don't you think?
!! King: !!
父上!! Jelanda: Father!!
俺はこんな物には興味がないんだ。 Arngrim: Don't waste my time with this crap.
無礼者!!父王の心遣いを無視した暴言!!万死に値するぞ!! その者を捕らえよ!!何をしている!! Jelanda: You ungrateful brute! To subject my father to such barbarism! 10,000 deaths are not enough for you!! Guards! Take him! What are you doing!?
あの無礼な男に一泡吹かせる方法は無いものか。 例えば――そうじゃ♪ Jelanda: That arrogant lout, there must be some way I can get him. Let me think---I've got it.

"unseemly"は形容詞で「不作法な、下品な、見苦しい(indecent, indecorous)」。
"likes of"は「(the ~で)~のような人、物」。
"boorish"は「(人の振る舞いが)無作法・粗野・がさつ・粗暴な」。
"mercenary"は「傭兵」。
"with regard to"は「~に関しては」。
"meritorious"は「(非常に良くて)称賛に値する」。
"drive back"は「(敵などを)追い返す」。
"gaping"は「(亀裂や傷口など)大きく、ぽっかりと割れた、口を開けた」。
"void"は「空間、空洞、真空、くぼみ」。
"feeble"は「体力の弱った、弱々しい、か弱い、力がない、もろい」。
"farce"は「笑劇、茶番、お笑い草、笑うよりほかない状況」。
"ungrateful"は「感謝の念を持たない、有り難いと思わない、満足できない、不快な、とても嫌な」。
"brute"は「動物、けだもの、野獣、獣性、獣欲、人でなし」。
"subject someone to"は「(人)に~を経験させる、受けさせる、被らせる」。
"arrogant"は「尊大な、ごう慢な、無礼な、横柄な」。
"lout"は「〈軽蔑的〉ぐず、うすのろ」。

次はしゃべるシーン。実はこのシーンの英語が見てみたかったのです。

俺はあの時、娘の目の前で父をこき下ろしたんだ。 I insulted that girl's father right in front of her.
もちろん、そんなつもりはなかった。 Of course, I didn't mean to.
俺は国王としてのふがいなさを指摘したのだから。 I just wanted to show what a gutless coward the King is.
自分が間違っているとは思っていない。 What I did wasn't wrong.
だが―― But ---
娘にとって父はやはり父なんだ。 But a daughter can't help but love and honor her own father.
親を馬鹿にされて黙っていられる子供が、いるわけがない・・・。 Is there any child that would not feel anger at seeing their sire made a fool of...

"insult"は「侮辱する、こけにする、ばかにする(失礼な言動を取る)」。
"mean to"は「~するつもりである、故意に~する」。
"I don't mean to insult you."で「あなたのことをばかにするつもりは、ありません(侮辱と思われかねない発言の前置きなど)」。
"gutless"は「意気地のない、根性なしの、腑抜けの」。
"can't help but"は「~せざるを得ない、~せずにはいられない、つい~してしまう」。
"sire"は「動物の雄親、種馬」。
"make a fool of"は「(ほかの人がいる前で)(人)をばかにする、笑いものにする」。
"You made a fool (out) of me in front of my friends."で「あなたは、友達の前で私を笑い物にした。」

・・・とまあ上記も非常に基本的な単語やイディオムばかりですが、これがアニメではなかなか出てこないのですよね。ところで↓北米のゲームって安いと思いません?アニメDVDもそうですけどね。

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